Responsible Business in Myanmar: Lessons for Japanese Companies on Risks and Opportunities hero image

ミャンマーでの責任あるビジネスにおけるリスクと機会 – 日本企業にとっての学び

2011年から民主化改革が急速に進み、2012年には米国の制裁措置が解除され、外国企業からの投資が増加し、ミャンマーは急速な経済発展を遂げています。そうした投資や開発は、本当に経済が包含されており、持続可能な発展をもたらすものでしょうか。ミャンマーに持続可能な発展をもたらすために、企業はどのように責任を果たすことができるのか、またどのようにステークホルダーとともに協力していけるのでしょうか。

当イベントでは、ミャンマーでのビジネスと社会的責任に関する専門家や、同国での事業活動を行う企業の担当者を招聘し、経験に基づいて講演していただきます。現状では、ミャンマーで事業活動を行ったり、調達したりするといったビジネスを行う上では、多くの社会や環境課題が存在します。BSRの最新のリサーチでは、特に汚職などのガバナンス面、米国の制裁措置へのコンプライアンス面、土地の権利、児童労働などの人権面や、労働面での課題があることがわかっています。

また、以下のような主な業種に関連する課題も議論します。

  • 金融サービスセクター – 金融サービスの成長に向けた役割、情報セキュリティや制裁リスク
  • ICTセクター – 合法的な通信傍受、労働基準、知的財産、サイバーセキュリティや言論の自由
  • 製造と食品・飲料・水産・農業セクター – 土地の権利、セキュリティと人権

当イベントを通じて、ミャンマーでの調達に関するリスクや機会を企業間で勉強するBSRの「ミャンマーでの責任ある調達分科会」での最新の情報や、先進企業の事例を共有します。企業にとって学びの機会となるとともに取り組みの更なる推進や協働の機会の一助となることを目指しています。

アジェンダ

  • 開会 – BSR 東京オフィス 永井 朝子
  • ミャンマーにおける責任ある投資 – ミャンマー・キャピタル・アドバイザー ディレクター クリス・ノーラン
  • ミャンマーにおける責任あるビジネスと日本企業
    – JETRO アジア経済研究所新領域研究センター
    法・制度研究グループ長 山田 美和

休憩

  • 先進企業からの事例紹介 – (打診中)
  • BSRからの最新情報 - 「BSRミャンマーでの責任ある調達分科会」と労働法動向 - BSRサンフランシスコ事務所 ダンスタン・アリソン・ホープ

参加者は、複数の業界を含むBSRの会員企業や、非会員企業、市民社会や、政府機関、開発機関、財団などを含みます。

イベント詳細

日時: 2015年7月28日(火) 午前9時30分~正午

場所: KDDI本社会議室  JR・メトロ飯田橋駅徒歩5分
東京都千代田区飯田橋3-10-10 ガーデンエアタワー(地図

主催: BSR

当セミナーは、日本語と英語の逐次通訳で提供されます。

一企業からの参加者を2名までを上限とさせていただくことがあります。